
日ごとに朝が寒くなってきています。
ここ数日は朝6時の気温が一ケタ台で、最低4度~最高9度で推移しています。
日が高くなって体に当たるようになってくる頃から気温も上昇し、20度弱まで上がりますが風が強かったり曇ったりしますとまた気温が下がってしまいます。
朝から入る方は、着たり脱いだりが大変な時期かもしれません。
また、相変わらずフレッシュなサケが入ってきていない渋い状態での釣りは、辛いものがあるかもしれません。
しかしながら、忠類川の環境がとても良く、釣れなかったけれど来て良かった との声を多くいただいています。
この忠類川の自然に近い環境を利用する皆さんとともに守って行ければと思っています。
その為にも100%自然産卵のマス(全てのマス)とサケ(上流部へ上るサケ)を守るために、川に入って産卵床を踏まないことを守って欲しいと思います、
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休止日開けの金曜日、朝の気温は12度でどんよりした曇り空でしたが12人ほどが朝一番に入りました。
マスの産卵がピークを過ぎたようで、川の中のあちらこちらに死骸が見えるようになりました。
昨夜の雨で多少なりとも水量が増えていないかと思っていましたが、相変わらずの渇水状態のままでフレッシュなサケも見あたらないようでした。
海のサケ定置網漁も漁獲量が伸びてきてはいるもののまだまだ例年の半分ほどで、フル稼働にはほど遠いようです。
こう魚が少ないと釣り人は産卵床を踏んでは産卵後のマスを狙って水の中へ中へと入り込み、キャストしています。
腰まで入り込んで根掛かりを外したり、膝まで入り込んだり川の真ん中まで立ち込んでキャストしたりは絶えることがありません。
何とかならないものでしょうか、もっと将来のことを考えて行動をして欲しいものです。

サケ・マスに混じってウグイが遡上してきています。
20~25cmくらいのウグイです。
マスの産卵が続くと、同じ場所で違うマスが産卵床を作ります。
その時に前のマスが産卵した卵を掘り返してしまうことがあります。
この時季は、ニジマスやアメマスなどがそれを狙って海から上がってくることがあります。
もともとウグイは忠類川を出入りしていますが、少なからずおこぼれをいただいているのではないかと思います。
忠類川を挟むように設置されているサケ定置網も、ここ数日前から漁獲量が増えてきたようで、前年から比べるとはるかに少ないですが、毎日4ケタ台の漁獲尾数になっているようです。
忠類川もマスに替わってサケの釣果が3ケタに届く日も遠くないかもしれません。

飛び石連休とあって幾分人が多いような感じです。
産卵中や産卵を終えたマスが見られ、サケもだいぶ多くなってきました。
しかしながら、依然として食いは渋く圧倒的にスレ掛かりが多いようです。
小石混じりの川底は産卵床となります。
ウエーディングは止め、川を渡るところは大きめの石などがあるところ以外は極力避けて下さい。
将来皆さんが子供や孫と忠類川へ来られても、今と変わらなくサーモンフィッシングができますようにご協力をお願いします。

今日の忠類川は、朝一番で10人前後となっています。
写真は忠類橋から見た上流側ですが、ご覧のようにマス(黒っぽい石みたく見える部分)がたくさん見えます。
が、ほとんどが産卵行動に入っていますので注意をお願いします。
また、忠類川全般に小砂利の浅瀬は産卵場所になっていますので、将来のためにウエーディングはご遠慮願います。
昨日報道された「標津町でクマに襲われる」の件は、ご承知のことと思いますが、忠類川はそのクマの行動エリアに入っているようなので、本日よりしばらくは第2管理棟及び第2管理棟区域は閉鎖になっています。
第1管理棟区域も林道で 昼間にもかかわらずクマが数回出没していますので、管理棟より上流200m以上は閉鎖とし、下流域のみの範囲で調査を行っています。
また、漁協職員や管理棟の管理人、指導員、ハンターなどが時折見回りを行っています。
この連休に釣行される方は、その日その日で微妙に管理態勢が変わる可能性があることをご承知おき下さい。

昨日の調査員は100名を越え、マスの釣果が400尾超、サケの釣果が40尾超ということです。
今日で連休の第1弾がおわりますが、今週末からの第2弾の飛び石連休は調査員と釣果はどうなるのでしょうか。
もうしばらくはマスの釣果が多く続くのではないかと思われますが、また100人超の調査員になると、ちょっときついかもしれません。
忠類川のマスが産卵行動に入っていることはお伝えしていたと思います。
浅瀬などにいるマス達は、メスは産卵床を作り、オスはペアのメスをライバルから守という行動をしています。
一番川底にメスが、それよりちょっと上にオスが居ることになりますので、しっかり川底をトレースしていればメスが多く、浮きながらトレースするとオスが多く、リトリーブが早すぎるとオスだけが掛かることになると思います。
そして後者は、殆どがセッパリの背中に掛かることになり、しっかりと沈ませることができていないと言うことで、サケではほとんど掛けることができなくなります。
繰り返しになりますが、サケやマスはタックルを追ってくる魚ではありませんので、魚のいる場所へしっかりと沈ませて口元へタックルを送り込むことが必要不可欠です。

今朝は巡回指導員による参加者の「タックル・チェック」を行いました。
例年シーズン中に数回ルアーやフライとロッドを入釣前にチェックし規則通りに守られているかを確認する検査です。
受付が済んだ順にフライBOXやツアーBOXを確認した結果、3本針が付いた買ったままの袋入りのルアーや、忠類川へ来る前に地元の釣りで使ったままという3本針が付いたルアーがあり、シングルフックと交換もしくは3本針の取り外しを行いました。
また、ミノーに2箇所のシングルフック使用があり、片方を取り外しをしたりミノーとジグの思い違いがあっただけでした。
特に第1管理棟はリリース区間でもありますので、十分注意をお願いします。
更には、バーブレスフックを使用することにより、天然のマスのダメージを極力抑えると言うことも必要かと思います。
バーブレスではないフックは、写真のようにペンチやバイスで「かえし」を折ったり潰すことで同じ効果があると思います。
しっかりフッキングさえしていれば、外れることは殆どないと思います。

今朝の忠類川は、連休の初日で混み合うかと思われていましたが30前後の調査員で始まりました。
昨日の雨で10cm前後水位が上がり、水量が増えた為か魚の活性も上がっているようにも見えて、あちらこちらで魚を取り込む姿が見られていました。

朝焼けと国後島をバックに港へ向かう秋サケ漁の漁船です。
今朝は放射冷却現象により気温は5度近く(アメダスで標津町は9度)まで下がり、寒い始まりになりました。
朝一番から忠類川へ来られる場合は、長袖を一枚多く用意されることをお勧めします。
昨日の最高気温が24度近くで今朝が5度近くで今日の最高気温が25度ちょっと。
この20度近い気温の差は、さすがにきついですが、この気温差がより一層鮮やかに木々を紅葉させるのです。
そう言えば、昨年の9月の今頃は、台風開けの増水で中止日が続いてマスとサケの入れ替わりを促してくれましたが、今年は台風が来ないですね。
そのせいもあるのでしょうか、相変わらずマスの釣果が多いです。
魚体としては、産卵床を掘っているメスを見かけることは少ないのですが食いが渋いようです。
サケとの入れ替わりは今月下旬過ぎになるかも

今朝は朝から天気が良く、風が弱かった朝のうちは薄着が虫たちの獲物になりそうなくらいうるさい感じでした。
マスは明らかに流心から離れた場所に活動拠点を移し、流心近くにはサケと少ないながらも元気が残っているマスになっているようです。
サケを狙うかマスを狙うかで着水ポイントを変えたり、ロッドのチョイスを替えたりとちょっとは楽しめそうです。
タックルも各色のスプーンとミノーは欠かせないでしょう。
ただ、タコベイトなどは外して小振りなフックに替えると、根掛かりが幾分少なくなると思います。
フライはピンクが当たった人、黒が当たった人、紫が当たった人など色々聞こえてきますが、全体的にはルアー同様小振りなフックを使っている人が多いようですし、用意する量もかなりたくさん用意されているようです。

2回目のフィッシングスクールを行いました。
5時より第1管理棟前のテントにて、サケ・マスについてや釣り方のレクチャーを受け、数人ごとの班に分かれて実際に挑戦しました。
前回よりもちょっと少ない16名の参加でしたが、前回よりマスの群れが多く遡上していましたので、それなりに感触はつかめ、フリーフィッシングで楽しんでいただけたと思います。
今の時期は産卵を控えたマスが多いので、なかなか口での釣果は多くありませんが、スレ掛かりでの取り込みの大変さを体験できたと思います。
今月に入ってからは200尾前後のマスの釣果が続いていますが、8月の釣果も悪い数字ではないようです。
今年の8月の釣果はマスで1631尾となっており、H14の4596尾を筆頭にH12の2495尾・H11の2361尾・H19の2074尾につづいて5位に入る釣果数、サケは39尾で昨年の52尾に続く過去2番目となっています。
マスについては今月が産卵のピークになるのでフレッシュなマスが入ってくることは無いと思います。
サケは今月より遡上が本格的になりますので、今月中旬過ぎにはマスとサケの釣果が入れ替わるのではないかと思われます。

今日は昨日より多めで20人超の調査員で始まりました。
昨日いい思いをした場所へ我先にと小走りをする場面も見えてきた今年ですが、ポイントが少ない今年は長時間の場所の占有は避けて欲しいところです。
2~3年前でしたか、10月か11月にサケを掛けるポイントへキャストするために5人くらいと記憶していますが2~3キャスト毎に、またはヒット毎にキャストする人が入れ替わるということをしました。
これは待っている間にキャスティングや取込をじっくり観察できたり、フライやルアーを見せ合ったりと勉強にもなりました。
また、過去には10mくらいのの瀬を3人くらいで上流側よりワンキャスト毎に下流側へ5歩くらい移動し、その瀬の最下流迄移動したらまた上流からキャストしては移動するということもしたことがあります。(笑)
ヒットすると下流側の人はその場で打ち切ってヒットした人の上流へ移動して再挑戦し、ヒットした人は下流方面へ魚を誘導して最下流で取り込むのでした。
こういう釣り方も楽しく釣る方法としていいのではないかな、と思い出しながら書いてみました。

今朝は5~6人の調査員で始まりました。
気温は18度、機能に続いて濃霧、濁りはありませんが水量が多めでした。
あっちこっちのポイントではジャンプするマスが見られますが、相変わらず食いは渋いようです。
時折キラキラとフレッシュらしきマスの姿も見え隠れしますが、上流へ向かって上っていきます。
沖合のサケ定置網漁は漁獲がまばらなために水揚げが多くないようで、網おこしを休む漁場もあるようです。
現在の水量でしばらく推移するようであれば、沖合のサケが増えてくれば遡上も期待できるのですが・・・。
明日の休止日にどれだけのサケが遡上しているか楽しみです。

昨日の忠類川は調査員が20名弱でサケが5尾、マスが160尾の釣果となっていました。
今朝は調査員が8名ほどで、第1管理棟区域全体の各ポイントへ散っていたようです。
右の写真はマスの群れです。
黒い石のように見えるのがマスです。
見たところでは産卵の準備に入っているメスも混ざっていましたので、遡上待ちの群れではないかもしれません。
調査員が居ない時間に浅瀬まで入って産卵床を作っているのかもしれませんので、立ち込みはしないように気を付けたいものです。

朝一番は濃霧の中で始まりました。
昨夜も雨が降り、15cmほどの増水にちょっと濁りが入っていました。
午前6時頃でしょうか、霧が薄くなって陽が差し込んでくると雲とも虹とも良く解りませんが虹状でしたが、とても近くで写真のような現象が起こりました。
この場所まで直線にして100~200mほどで、河原には釣りをしていた調査員も見えました。
とても綺麗な現象でした。

忠類川へは2泊3日か3泊4日で三回券を使う人が多いようですが、数年に渡って来られている方に多いのが海物のサケをお土産にされることです。
標津へ入った日に飛行機のチケットで忠類川の様子を見てから、標津漁協の直販所(標津橋から南へ2~300m、日曜日定休)や、しべついちば(サーモンパーク売店、10月まで無休。11月は水曜日定休)へ寄って生のサケを予約(もしくは購入)して自分が自宅へ戻る日に合わせて宅配してもらう日時指定を利用しているようです。
忠類川では釣った魚は持ち帰らないので、第1管理棟区域オンリーで釣り三昧をして昼食や夕食は標津町内の料飲店で地元料理に舌鼓を打つというような感じです。
写真はサーモンパーク売店のしべついちばで、前浜のサケを中心に時期の鮮魚が並んでいます。
しべついちばでは承認証を提示すると3000円以上の買い物で発泡箱がサービスされますので、イクラなども合わせて自宅へ送るのも一つの選択肢です。
また、サーモンパークでは承認証の有効利用サービスを実施しています。
サーモン科学館の入館料が610円・・・480円
売店のレストランで食事をすると10%割引
売店の軽食コーナーでソフトクリームを買うと50円引き
必ず承認証を提示して下さい。

売店で見つけた今年流行の生キャラメルも見つけました。
生なので賞味期限は長くありませんが、道東の牛乳を中心に知床蜂蜜などで美味しく仕上がっています。
甘党には是非お奨めです。
サケパウダー入りのソフトクリームやクッキーも売っていますので、一度試されてはいかがでしょうか。
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